,
とする。
の速度
その衝突点を
衝突の先では、 の右側では、
の値は
に沿って連続的に増え、
の左では
のままなので、
の方が右の値より大きい間は衝撃波が続くことになり、
すなわち、
を
につながる曲線の衝撃波
が
切断する形で進んでいくことになる (図 3 右)。
この を求める。
は Rankine-Hugoniot 条件 (10) を満たす必要があり、
左側の値は
、
右側の値は (5) より、
ここで、 なので、(21) より
は
では
,
では増加、
では減少なので、
例えば、 の場合は、
この を用いれば、
より (22) は
例えば の場合は、
は
から
に対し
から
まで
増加し、(16) より
よって、 ならば
は
と交差しながら
無限に伸びるが、
ならば
で止まり、
そこで
となり、
では衝撃波
が
に
つながって続くことになる (図 3 右)。
この
は以下を満たす。
次に、 で膨張波と衝撃波の並びが逆の場合を考える。
この場合は、上と丁度対称な形で解が作られる。
単純波は
、
の速度は
なら
は無限に伸び、
なら
はある場所
で止まり、
では
が
につながる解となる。
竹野茂治@新潟工科大学