まず、命題 1 を証明する。
それには、 は
で稠密なので、
に対し、
ある自然数
とある正数
があり、
(22)
まず、4 節の 1 の分割 に対し、
(23)
さて、任意の
に対し、
命題 2 により
(24)
(25)
(26)
(27)
次は、命題 8 を示す。それには、次のベッセルの不等式を用いる。
が
ならば、
すべての
について次が成り立つ。
(28)
証明
不等式 (28) の左辺を とすると、
フーリエ級数の部分和
((14)) は、
命題 8 の証明に戻る。
今、
が
級である場合は
なので、
これにベッセルの不等式を適用すると、
(29)
最後は命題 11。
とすると、
にベッセルの不等式を適用すれば、
(11) と同様にして
(30)
竹野茂治@新潟工科大学