7 節でみたように、 は
,
に対し
としたものに対する (31) の形の解の
到達時間が
であるが、
より、
命題 1 により
となるので、
確かに
となっていることがわかる。
この
の間では
、
すなわち円運動となるが、その間は向心力と垂直抗力の
いずれも半径方向の力だけが働くので、等速円運動となる。
実際、半径
の円運動の加速度は、
では、曲線は丁度半径
の円に接し、
そのときの速度ベクトルも円に接する。
よって、その到達時の速さが円運動の速さに一致する。
その速さ
は、エネルギー保存則 (4) から
求めることができ、
同様に は、
に対して
,
に対する (32) による解がかかる
時間であるから、上と同様にして
は (30) と
により
であり、
(42) で
とすれば
となるので
となる。
では
より
であるから、よって
を示すには、
の
に関する単調減少性を示せばよい
を少し変形すると、
さて、(44) より は特異性を持たず、
よって
を微分すると
次は と
を比較する。
の場合と違い
では
には制限はなく、
であるが、
(47), (48) より、
一方、 に対して、(48) より
竹野茂治@新潟工科大学