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7 回数毎の確率
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複数人ジャンケンで優勝が決まるまでの回数
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5 平均値の漸化式
(
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tillwin3.pdf
)
6
分散
本稿では、確率空間と確率変数をちゃんと設定しているので、 それに基づいて、平均だけでなく分散なども計算できる。 分散
は、
で計算ができるので、とりあえず 2 乗の平均
を 考えてみる。前節と同じように変形すると、
となるが、
に関する和の項は (
15
) により
に等しいので、
となり、よって、
に関する漸化式
が成り立ち、さらに
により、
に関する漸化式
が得られる。 例えば、
といった具合である。
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竹野茂治@新潟工科大学
2025-09-08