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3 恒等式
(
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)
4
合成関数の偏微分
(
6
) は
の恒等式なので、
,
で両辺を 偏微分しても等号のままである (そこが「方程式」とは違う性質)。
よって、(
6
) の両辺をまず
で偏微分する。 左辺は
より 0 となるが、 右辺の微分に、(
3
) の合成関数の微分の公式を用いると、
(
10
)
が得られる。ここで (
4
) より
となり、これで (
5
) の 2 本目の式が得られることになる。
同様に、(
6
) の両辺を
で偏微分すれば、
(
11
)
となり、(
4
) より
となるので、これで (
5
) の 1 本目が得られることになる。
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竹野茂治@新潟工科大学
2020-06-04