は部分積分により、
の場合に帰着する方向で計算することができる。
部分積分を繰り返すと一般に、
となるが、
この (6) の右辺であるが、
被積分関数の分子は ,
などで表すことができ、
それによってこの積分をディリクレ積分などに帰着させることができる。
おおまかにはこのような方針で
が計算できることになる。
の導関数を
,
などに変形するのは、
微分を計算したあとで変形する方法と、
先に
を変形してから微分する方法があるが、
もちろん後者の方が易しい。
例えば、
の場合、先に微分すると、
一方、 を先に (7) の形にしておけば、
そして、 に対し、
竹野茂治@新潟工科大学