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参考文献
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正規母集団の標本平均と平方和の独立性
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1 はじめに
(
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2
独立性
前提は、
で独立である、 ということだが、[
2
],[
4
] で示したことにより、
が直交行列であれば
は独立であることがわかる。そして、これを用いると、 [
4
] で示したことにより、
は
(
4
)
と変形できる。
は独立なので、あとは一般に、
のように
が共通に含まれない関数から作られる確率変数が 独立であることを示せばよい。 今の場合、
なので、その密度関数を
とすると、
となるので、独立となる。
なお、この最後の独立性の部分は、
の密度関数が共通でなくても言えるし、
2 つでなくても、共通に
が含まれない変数のグループの関数で 作られる確率変数同士についても成立する。
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1 はじめに
竹野茂治@新潟工科大学
2022-08-25