の場合と同様に、
を
の一次式として、
とする。この
が
となるためには、
[2] より
,
を
とすると、条件 (8), (9) は
と書け、つまり
はすべて
と垂直な
単位ベクトルとなる。
なお、
も単位ベクトルである。
また、
が独立であることは、
[3] により、
(
) が
互いに垂直であることと同値である。
よって、これらをまとめると、
で、
かつ独立であることは、
「と同値になる。そしてこれは、行列が 互いに垂直な単位ベクトル」
を
とすれば、
が直交行列、すなわち
となることと同値になる (
は
の行ベクトルの内積を
成分とする行列)。
竹野茂治@新潟工科大学