,
が
で微分可能で、
,
で、
が
で全微分可能であるとき、合成関数
はで微分可能で、その微分係数
は、
となる。なお、通常は微分係数ではなく、導関数、 すなわちある範囲の
しかし、この合成関数では の変換に伴い
の両方が変化するため
むしろ
の全微分を考えるのが自然であるし、
さらに (19) の式は (1) の
式にも似ているため、全微分を意識させるこの定理 2 の
形の方が本来はいいだろうと思う。
では定理 2 の証明を行う。
の
での全微分可能性より、
の近くで、
竹野茂治@新潟工科大学