と
の積の積分
を考える。まず、簡単な置換により、
この積分は
の場合に帰着できる。
により、
となるからである。よってとりあえず、
の場合を考える。
部分積分
により
は、
を一つ下げた積分に帰着でき、
これを繰り返すことで最終的に
一方、(4) の式の両辺を
倍すれば、

の
次のマクローリン展開式と、
との
積の形になっているが、それについては、5 節で
改めて紹介する。
また、(2) を考えれば、
なお、(6) は、積の微分から得ることもできる。
今、
を

から
までの和に
を
追加すれば、

同様のことを
に行えば、以下のようになる。

竹野茂治@新潟工科大学