を閉区間
の分割、すなわち、
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(A.117) | |
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(A.118) | |
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(A.119) |
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(A.120) | |
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(A.121) | |
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(A.122) |
開区間や半開区間 ,
,
(無限区間
,
,
も含む)
に対しては、
(A.123)
である関数
を、
上の 有界変動関数 と呼ぶ。
の分割
に対して、その
の分点をすべて含む
(よって
より細かい)
の分割を
の 細分 と呼ぶ。
(A.124)
証明
まず、
(A.125)
(A.126)
(A.127)
(A.128)
開区間、半開区間に対しても以下が成り立つ。
のとき、
(A.129)
証明
命題 A.1 より、
ならば
,
となる。よって、任意の
に対して、
のある分割
,
が存在して、
(A.130)
のとき、
に対して、
証明
前半部分は明らか。後半部分は一般の単調増加関数に対して言える。
今、 を
上単調増加な関数であるとすると、
単調収束定理により
(端点では片側のみ)
の存在は明らか。よって、不連続点は
命題 A.3, A.4、および (A.7) より次の系も容易に得られる。
開区間、半開区間 (無限区間も含む) に対しても、 命題 A.3 と同様に以下が成り立つ。
で、かつ
(A.131)
証明
平均値の定理により、任意の分割 に対し、
(A.132)
(A.133)
(A.134)
(A.135)
に対し、
(A.136)
証明
の分割
,
の分割
を取ると、
これを合わせて
の分割ができる。
これを
と書くことにすると、
(A.137)
(A.138)
命題 A.7 より、以下の 2 つの系も容易に得られる
(よって証明は省略する)。
開区間、半開区間に対しても以下が成り立つ。
任意の と
に対して、
のとき、任意の
に対し、
(A.139)
証明
まず、
より、系 A.8
から
は
(A.140)
(A.141)
竹野茂治@新潟工科大学