今、
,
がどちらも衝撃波でない場合は
(4.33)
証明
とすると、これが衝撃波ではない、
つまり膨張波か接触不連続の場合は
(4.34)
(4.35)
(4.36)
,
に近づく波が含まれない場合、
すなわち 0 でない
と
は、
すべて
か、または
でかついずれも衝撃波ではない場合は
証明
この場合、,
は
と
が 0 でない場合も、
仮定によりその両方が衝撃波ではないので、
補題 4.2 により、
よって、いずれの場合も
が成り立つ。
この補題 4.3 は、 近づかない波には相互作用が起こらず、そのまま平行移動して並べれば それでつながるということを意味している。
竹野茂治@新潟工科大学