- pm3d filled area quadrangles は、現在の zrange に従って滑らかにク
リッピングします。これは、pm3d 曲面、そして 3 次元の boxes, polygons
等にも影響を与えます。
- set pm3d border retrace は、隣接する pm3d 四辺形同士を同じ色境界で
塗ることで、内在するアンチエイリアスの副産物を解消します。
- 描画スタイル with parallelaxes の書式の改良。以下参照: parallel。
histgram, parallelaxis, spiderplot スタイルでは、描画要素を繰返し出
力する書式を使用できます:
plot for [column=1:N] DATA using column
- set trange が疑似ファイル '+' が生成する標本点に影響するように。
- set offsets は自動縮尺軸にのみ適用するように。マニュアルにはそう書
いていましたが、実際にはそうなっていませんでした。
- 2 次元描画での using 指定によって得られる複素数値 value は、その実数
部分 real(value) を評価するのではなく、未定義値 (NaN) として処理しま
す。これは、関数の plot と 3 次元描画では常にそうなっていました。例え
ば、以下の 2 つの plot は同じになります。
plot [-1:1] sqrt(x); plot [-1:1] '+' using 1:(sqrt($1)
- コマンド set fontpath は非推奨です。postscript 出力形式からの出力
の中に埋め込まれるフォントの検索パスは改良されています。
竹野茂治@新潟工科大学
2022-07-20