のすべての
に対して
証明
では絶対収束するので、両辺の差を考えると、
とおくと、
で
であり、
なのでまず
が言える。
また、定理 12 により、
この定理により、微分や積分、 の積や商によって得られた級数や、
(13) のように
の代わりに
などを代入して
得られる級数が、
マクローリン展開の計算によって得られるものと
一致することが言えることになる。
例えば、
マクローリン展開と一致することは、より明確に次の形で与えられる。
で
であるとき、
となる。
証明
は OK. 定理 12 より、
さらに、この命題 15 より奇関数、偶関数に関しては 次が言える。
で
が、
証明
が奇関数のとき、
であるから、
これに
を代入すると
が得られる。
また、2 回微分すると
であるから、
これに
を代入して
が得られる。
同様にして
(
) が言える。
よって、系 15 より
となる。
偶関数の場合は であるから、
となり、よって
となる。
以下同様に
が言え、よって
が言える。