その性質を持つ人の割合自体は、全体に比べてかなり小さいのであるが、 上のような状況により、女性にその性質が出る割合は特に小さい、 のだということである。
今、その因子を持つ を
と書くこととし、
その因子を持たない
は、そのまま
と書くことにすると、
男性、女性の性染色体には、それぞれ
この因子は、親から子へは次のように遺伝する。
例えば、父親が , 母親が
(区別がつきやすいように、ここでは添え字 1,2 をつけておくことにする)
の場合、
その子には父親の一つの染色体と母親の一つの染色体が受け継がれるので、
竹野茂治@新潟工科大学