の場合には (1) の両辺がともに
となって成立するから、
の場合を考える。
今、
(
方向の単位ベクトル) とし、
,
が含まれる平面上で
に垂直な単位ベクトルを
とする (
,
が平行な場合は、
に垂直な任意の単位ベクトルとする) と、
(4)
この証明は、2 節の成分計算に比べて多少計算は楽であり、 また多少幾何学的な考察が含まれてはいるが、 やはり (1) の両辺の確認をしているだけである。 (4) の右辺から (1) の右辺を導くことは 以下のようにすればできなくはない。
竹野茂治@新潟工科大学