以後、実数全体の部分集合
の定義関数を
と書く。すなわち、
を
以下の最大の整数、
を
以上の最小の整数
0 または 1) とするとき、
に対し
とすると、
または
であり、
は
と同値で、
は
と同値になるので、
と書ける。また、これらの和の
の項を除外して、
からの和にするが、その場合
の項は、
のときに 0 に収束する。
その上で、この和の各項を、区間
上での
底辺 1 の長方形の面積と考えれば、
丁度ヒストグラムの面積と見ることができて、
と置換すると、
この式は
と書ける。この被積分関数を
と考える。
の項
も除外し、
であるから、
を
のときに
,
を
竹野茂治@新潟工科大学