(11)
通常これは、
, は、 が実数を動いても実軸 ( 軸) とは交わらないので、 (9) より、
しかしどちらが易しいかといえば、多分前者の方であり、 複素数を用いて分母を 1 次式の積にまで落として部分分数分解をしても、 その後の処理があまり易しくないことがわかる。 特に、 の表現については、 ここでは (7) を用いたが、 (6) の方で考えてしまうとなかなか (12) にはたどりつけない。