非物理 front 接続
(
) は、
新規には [S-1],[S-2] でのみ生成され、
無限に伸びる。
なお、
の符号は特に定められていないが、
本節では正として話を進めることにする。
は、simplified method で作られるから、
その出発点
では、Lemma 7.2 (iii) より
のときにしか実施しないので (p132)、
よって
である。
次は、衝突時刻
での評価を、
4 節同様 CASE 1 と CASE 2 に分けて考える。
CASE 1 は
が他の front と衝突していない場合で、
この場合は当然
がその衝突点より左にあれば、
,
,
のうちの物理 front はすべて
と approach し、
右にあれば衝突に関わるすべての front は
と approach しない。
よって、[A-1] であれば、前者の場合は
となる。
[A-2] の場合も、
となる。
[S-1] は、
は
とは approach せず、
よって
。
[S-2] は、
が衝突点の左ならば
。
[S-3] は
となる。
よって、すべて
と
なるので、4.3 節の (31) と
同様にして (41) が得られる。
次は、CASE 2 の、
で
と
が衝突
する場合を考えてみる。この場合それは [S-3] となるので、
は、
(7), (11), (23) により、

は、Lemma 7.2 (iv) より
を定義すれば (34), (35) が得られ、よって (36) と
同様にして
竹野茂治@新潟工科大学