本節では、まず一般的な錐体に対してその と
の関係式を求め、
展開図の極座標による表現式を与えることを考える。
まず、 上の点をパラメータ
を用いて
(
) で表し (
)、
そして、側面を母線
で切り開いた展開図は、
頂点
を原点に合わせ、
を
軸に合わせ、
曲線
に対応する展開図の曲線を
とし、
上の点
に対応する展開図上の点を
とする (図 7)。
この
を極座標表示することを考える。
今、
とすると、まず
(7)
(8)
(9)
を極座標
,
で表すことを考え、
(10)
まず、(7) より
(11)
(12)
(13)
この (11), (13) から を消去する、
あるいは
,
のパラメータ
による表現により
が得られるわけであるが、
この積分 (13) の計算は必ずしも易しくはないことに注意する。
今、3 節の例にこれを適用してみよう。
この場合は、(6) の右辺が
なので、
簡単のため、
竹野茂治@新潟工科大学