5 y3 の場合
次は、
の場合を考えてみる。
に対し (5) より、

となるが、
,
なので、やはり補題 1 により、
となる。よってこの分子を
とすれば、
補題 2 により
この
も (17) 同様
を満たすことがわかり、
よって
も最適な均等配分のひとつであることがわかる。
なお、
となる
の個数と
となる
の個数は同じになるが、
そのような
の集合自体が一致するわけではないので
(例えば
で考えよ)、
と
が一致するわけではない。
同様にすれば、一般に、
である実数定数
に対し、
 |
(18) |
も、
と同じ議論により、
と同じく最良の均等配分になることがわかる。
竹野茂治@新潟工科大学
2007年6月22日