まず、 を限りなく小さい
の変化を表すものとして
「無限小」と呼ぶ。
そして、
に対する
の増分を
や
のように書く。
(2)
一方、 に対して
は、
よりも
はるかに小さい無限小となるので「高位の無限小」と呼ぶ。
無限小を用いる方法では、
例えば ,
に対して、
という式では、
は
より高位の無限小であるから「無視できる」として、
のようにしたりする。
同様に、
という式も
のようにすることがある (できる)。
そして を、この
と
の比であると定める:
この定義で、 の導関数と、
の導関数を計算する。
まず、
の場合、
竹野茂治@新潟工科大学