日時データの入力と出力の解釈には、別々の書式機構があります。ファイルか らの入力データは、全体に通用する timefmt を使うか、または plot コマ ンド内で timecolumn() 関数を使って読み込みます。この入力機構は、軸の範 囲 (range) を設定するときに時間の値を使用する際にも適用されます。以下参照: set timefmt (100.96), timecolumn (16.3.3.4)。
例:
set xdata time set timefmt "%d-%b-%Y" set xrange ["01-Jan-2013" : "31-Dec-2014"] plot DATA using 1:2
plot DATA using (timecolumn(1,"%d-%b-%Y")):2
出力、すなわち軸に沿った目盛りのラベルや、マウス操作での座標出力につい ては、デフォルトでは、秒での内部時刻から日時を表現する文字列への変換に は、関数 'strftime' (unix でそれを調べるには "man strftime" とタイプし てください) を使います。gnuplot はこれを適当に意味のある書式で表示し ようとしますが、set format x か set xtics format のいずれかを使っ てカスタマイズすることもできます。 特別な時間書式指定子に関しては、以下参照: time_specifiers (100.28.3)。他の情報 については、以下も参照: time/date (31)。
竹野茂治@新潟工科大学