99.3.1 コマンドラインオプション (command-line_options)

X Toolkit オプションに加え、以下のオプションが gnuplot の立ち上げ時のコマンドラインで、またはユーザのファイル ".Xdefaults" 内のリソースとして指定できます:

`-mono` カラーディスプレイ上で強制的に白黒描画
`-gray` グレイスケールまたはカラーディスプレイ上でのグレイスケール描画
  (デフォルトではグレイスケールディスプレイは白黒描画を受け付ける)
`-clear` 新しい描画を表示する前に (瞬間的に) 画面を消去
`-raise` 各描画後に描画ウィンドウを最前面へ出す
`-noraise` 各描画後に描画ウィンドウを最前面へ出すことはしない
`-persist` gnuplot プログラム終了後も描画ウィンドウを残す
上記のオプション、はコマンドライン上での指定書式で、".Xdefaults" にリ ソースとして指定するときは異なる書式を使います。

例:

         gnuplot*gray: on

gnuplot は描画スタイル points で描画する点のサイズの制御にも、コマンド ラインオプション (-pointsize < v> ) とリソース (gnuplot*pointsize: < v> ) を提供しています。値 v は点のサイズの拡大率として使われる実数値 (0 < v < = 10) で、例えば -pointsize 2 はデフォルトのサイズの 2 倍、 -pointsize 0.5 は普通のサイズの半分の点が使われます。

竹野茂治@新潟工科大学
2017年3月21日