set object <index> circle {at|center} <position> size <radius> {arc [<begin>:<end>]} {<other-object-properties>}
円の位置は、中心を指定し、その後ろに半径を指定します。キーワード at と center は同じ意味です。その位置と半径には、x 軸の座標、グラフ領域 内の相対座標 (graph)、スクリーン座標 (screen) のいずれかを使用でき ます (以下参照: coordinates (12))。そのいずれの場合でも、半径は軸、グラフ、 スクリーンの水平方向の縮尺に対して計られ、水平方向と垂直方向の縮尺にず れがあっても、結果が常に正しく円になるように直されます。円をグラフの座 標で描きたい (つまり水平軸と垂直軸のスケールが違う場合にはそれが楕円と して表示されるようにしたい) 場合は、代わりに set object ellipse を使 ってください。
デフォルトでは、完全な円が描画されます。オプションの arc に開始角と 終了角を度を単位として指定すると円弧を描画します。円弧は、常に反時計回 りに描かれます。
以下も参照: set object ellipse (89.56.2)。
竹野茂治@新潟工科大学