のカイ自乗分布
は、
が
に従う確率変数で、かつ独立であるとき、
が従う確率分布である。
本稿で証明するのは、
を正規母集団から取ったデータ、
すなわち
が
に従う確率変数でかつ
それらが独立であるとき、標本平均
, 平方和
のときは
のときは
によって
と書け、かつ
でかつ
が
独立であることを講義では紹介した (が、証明はしていない)。
これと同様に、一般の
に対しても、
(6) となるような
を、
の 1 次式として構成し、それが独立でかつ
に
従うことを示すことで (3) を示す。
竹野茂治@新潟工科大学