1 はじめに

極大、極小に関する定義は、関数の増減とは無関係に、 その付近での最大、最小となるところ (通常は唯一の最大点、最小点) と 定義される。

一方、増減表では、増加から減少への変わり目が極大、 減少から増加への変わり目が極小、という風に考えるので、 それが同値、すなわち「極大とは増加から減少への変わり目」と 認識している学生も少なくないような気がする。 しかし、実際には必ずしもそうではないが、本稿ではそのような例を紹介する。

また、本によってまちまちである「増加・減少」「極大・極小」の 定義の違いについても紹介する。

竹野茂治@新潟工科大学
2025-11-12