(1)
ところで、この定理を使って 3 次の行列の逆行列を計算すると、
2 次の小行列式 9 つと、
3 次の行列式
1 つを計算して求めることになるが、
2 次の小行列式 9 つを求める手順がやや煩雑であると感じる。
また、その結果があっているかどうかのチェックとして、
最後に余因子行列
と
との積が
(2)
実はそれを考察すると、 3 次元の余因子行列は 3 つのベクトルの外積で表わされることがわかるのであるが、 本稿ではそれについて簡単に紹介する。
竹野茂治@新潟工科大学