> ;; を使用してください。そのファイル
の内容で、 latex2html がデフォルトで出力する部分 (スタイルシート
の先頭部分) を置き換えます。 (訳注: このオプションの説明は元々の
マ ニュアルページにはなく、 pod にオプションだけ示されていて説明
がなかったので、説明を新たに作成しました。)
ヘヘルルププややトトレレーーススにに関関すするるススイイッッチチオオププシショョンン
以下のスイッチの最初の 2 つは、一目瞭然です。文書の処理で問題が起きた場
合 は、スイッチ -debug と -verbosity を使えば、それぞれ LLaaTTeeXX22HHTTMMLL によ
り多くの画面出力を出させます。それらの追加メッセージは、問題の原因を 特
定する助けとなるでしょう。
--ttmmpp <>
これは、画像生成に使用する一時的な作業ディレクトリを定義します。
が 0 の場合、標準的な作業ディレクトリ /tmp を使用します。
--hh((eellpp))
これは、すべてのコマンドラインオプションの一覧を出力します。
--vv LLaaTTeeXX22HHTTMMLL の現在のバージョンを出力します。
--ddeebbuugg これは以下の設定と同じです: _$_D_E_B_U_G _= _1_; これは、デバッグモードで
動作させ、メッセージ、および読み込んだファイルや LLaaTTeeXX22HHTTMMLL で呼
び出されるユーティリティに関する診断情報などを表示します。これら
の呼び出しで作られる任意のメッセージを示します。 latex2html ( と
そ れ 以外) の PPeerrll スクリプトの最初の行に文字列 `-w' を追加すれ
ば、 PPeerrll デバッガによるさらに広範囲の診断情報を得ることもできま
す。
--vveerrbboossiittyy <>
これは以下の設定と同じです: _$_V_E_R_B_O_S_I_T_Y _= _<_n_u_m_>_; これは、提供され
た入力ファイルに対して LLaaTTeeXX22HHTTMMLL の実行する処理のある種の状況を
明 示するメッセージを表示します。パラメータ は 0 から 8 ま
での整数で、より大きな値は、生成するメッセージを追加してい き ま
す。
0. 特別なトレースは行いません。すなわち、 LLaaTTeeXX22HHTTMMLL の V97.1 より
前のバージョンと同様です。
1. (これがデフォルト) セクションの表題と対応する HTML ファイル 名、
および処理の主たる段階が完了したことの目印を表示します。
2. 環境名とその特定番号、および新しい定理型を出力します。警告が起き
たときにそれを示し、より細かい処理の段階に対する目印を表示 し ま
す。そして補助的なデータ配列を保存するファイル名を出力します。
3. コマンド名に会ったときと処理した際、およびプリプロセスの段階で任
意の不明なコマンドに出会ったときにその名前を出力します。新しいコ
マンド、環境、定理、カウンタ、カウンタの依存関係などの名前を、各
ドキュメントの分割単位毎に表示します。
4. コマンド置換、数学環境のプリプロセスを示します。 LLaaTTeeXX での処 理
の ための不明な環境の内容を、 LLaaTTeeXX ソースへの復帰前と後の両方で
出力します。カウンタの値に影響するすべての作業を示します。 さ ら
に、処理の各段階で、リンク、ラベル、およびセクション分割用のキー
を示します。
5. 文書のプリアンブルでの処理の詳細表示。新しい環境の置換を表示しま
す。認識されたすべての環境の内容を処理前と後の両方で表示します。
画像のキーに関するキャッシュ情報、エンコード情報を表示しますが、
これは 2 つの画像が等しいかをテストするのに使えます。
6. 新 しいコマンドの置換と、アクセント、包まれたコマンドを表示しま
す。
7. 数学モードでのコマンドの処理を、その前と後の両方でトレース し ま
す。
8. すべてのコマンドの処理を、その前と後の両方でトレースします。コマ
ンドラインオプションは、初期値のみ設定 し ま す が、 \htmltrac-
ing{...} コマンドを使うことで、処理中に _$_V_E_R_B_O_S_I_T_Y の値を動的に
設定できます。このコマンドの引数は、望みの値を指定できますが、あ
るいはより一般的な \HTMLset コマンドで以下のようにすることもでき
ます: \HTMLset{VERBOSITY}{}。
--vvaalliiddaattee
これは以下の設定と同じです: _$_H_T_M_L___V_A_L_I_D_A_T_E _= _1_; これが ON の場合
は、生成した HTML ファイルを l2hconf.pm で設定されている HTML バ
リデータプログラム (HTML コードの適切さをチェックするソフト ウェ
ア) にかけてその HTML コードの適切性を検査します。 l2hconf.pm、
または .latex2html-init でそのプ ロ グ ラ ム 名 _$_H_T_M_L___V_A_L_I_D_A_T_O_R
(latex2html とは無関係の外部プログラムを指定します) が設定されて
いなければ、何もしません。 (訳注: このオプションの説明は元々のマ
ニュアルページにはなく、
pod のものを改変し追加しました。)
ススイイッッチチオオププシショョンン以以外外のの他他のの設設定定用用変変数数
こ の節で説明する設定用変数は、必ずしもすべてがコマンドラインスイッチに
割り当てられているとは限りません。これらは、そのシ ス テ ム に 特 有 の
LLaaTTeeXX22HHTTMMLL の特性を表現するか、または、ある特定のサブディレクトリ内の文
書毎に変わったりしないような、すべての文書に適用されるべき性質を管理 す
る もの、のいずれかです。通常は、これらの変数は、latex2html.config とい
うファイル (訳注: 現在は l2hconf.pm) の中でセットされた値を持っています
以 下にあげている一覧では、それらを確定するのに使われる Perl コードの行
の形でデフォルトの値を示しています。それらとは異なる値が必要な場合 は、
ロー カルの初期設定ファイル .latex2html-init でそれらを割り当てることが
でき、そうすれば他のユーザや他のディレクトリで処理された文書に影響を 与
えずに済みます。
$$dddd これは、ファイル名の中でディレクトリを区切るのに使われる文字列を
保持します。それは、その変数が latex2html.config 内で与えられ て
い なければ内部では `/' に設定されています (訳注: 現在そのデフォ
ルト値は l2hconf.pm での設定ではなく、OS 毎に設定 さ れ た も の
(L2hos.pm) を読み込むようになっています)。注意: この値は、初期設
定ファイル .latex2html-init で設定することはできません。それは、
そのファイルを探す為には、まずその値を知っていなければいけないか
らです。
$$LLAATTEEXX22HHTTMMLLDDIIRR
これは、インストール時に、latex2html.config から install-test ス
ク リプトが読み出し、その値を latex2html PPeerrll スクリプトの中に挿
入します。 (訳注: latex2html.config も install-test も古い も の
で、 現 在 は、configure ス クリプトに与えた値に基づいたものを
latex2html スクリプト内に挿入しています。)
$$LLAATTEEXX22HHTTMMLLSSTTYYLLEESS == $$LLAATTEEXX22HHTTMMLLDDIIRR//ssttyylleess ;;
これは、latex2html.config から install-test スクリプトが読み出す
も の で、その値は styles/ ディレクトリの場所を示します。 (訳注:
latex2html.config も install-test も 古 い も の で、 現 在
は、l2hconf.pm 内で上の形で定義されています。)
$$LLAATTEEXX22HHTTMMLLVVEERRSSIIOONNSS == $$LLAATTEEXX22HHTTMMLLDDIIRR//vveerrssiioonnss ;;
こ の 変数の値は、latex2html.config (訳注: 現在は l2hconf.pm) で
セットされるべきもので、バージョンファイル、拡張機能ファイルが置
かれるディレクトリパスを指定します。
$$AALLTTEERRNNAATTIIVVEE__IICCOONNSS == '''';;
こ れは、-local_icons スイッチとともに使用するカスタマイズアイコ
ン群のある (相対) ディレクトリパスを指定できます。
$$TTEEXXEEXXPPAANNDD == $$LLAATTEEXX22HHTTMMLLDDIIRR//tteexxeexxppaanndd ;;
これは、latex2html.config から install-test PPeerrll スクリプトが 読
み出すもので、その値は texexpand PPeerrll スクリプトの置き場所とみな
されます。 (訳注: latex2html.config も install-test も古い も の
で、 現 在 は、configure ス クリプトに与えた値に基づいたものを
l2hconf.pm 内に挿入していて、典型的には "$LATEX2HTMLDIR/bin/tex-
expand" のような値になっています。)
$$PPSSTTOOIIMMGG == $$LLAATTEEXX22HHTTMMLLDDIIRR//ppssttooiimmgg ;;
こ れは、latex2html.config から install-test PPeerrll スクリプトが読
み出すもので、その値は pstoimg PPeerrll スクリプトの置き場所とみなさ
れます。 (訳注: latex2html.config も install-test も古いもので、
現在は、configure スクリプトに与え た 値 に 基 づ い た も の を
l2hconf.pm 内 に 挿 入 し て い て、 典 型 的 に は
"$LATEX2HTMLDIR/bin/pstoimg" のような値になっています。)
$$IIMMAAGGEE__TTYYPPEE == ''<>'';;
これは、latex2html.config (訳注: 現在は l2hconf.pm) でセットされ
ま す。現在サポートする (画像形式) は gif か png か
です。
$$DDVVIIPPSS == ''ddvviippss'';;
これは、latex2html.config から install-test が読み出すもので、そ
の 値 は dvips プログラム (またはスクリプト) の置き場所を示しま
す。 (訳注: latex2html.config も install-test も古いもので、現在
は、configure スクリプトに与えた値に基づいたものを l2hconf.pm 内
に挿入しています。) この値を変更した方がいい場合がいくつかありま
す:
スイッチ -P を追加し、特定の設定ファイルを読ませ
たい場合。例えば、生成画像を改 善 す る た め の 特 定 の
PostScript フォント群を使うなどの目的で。
システムにデフォルトで用意されている dvips とは別の版のも
の (例えば印刷条件が違うとか) を使用する目的で、そのパ ス
を頭につける場合。
低 い品質の画像が生成される場合にデバッグスイッチを追加し
たい場合。それにより、フォントや他のリソース用にどのパ ス
が検索されたのかが見られます。
パス変数を追加するコマンドを頭に追加したい場合。 dvips が
フォントや他のリソースを探すために必要かもしれません。
フォントの自動生成が要求された場合、Metafont の実行時には以下 の
設定変数が重要になります。
$$PPKK__GGEENNEERRAATTIIOONN == 11;;
こ の変数は、フォント生成をするためには設定しなければいけ
ませんが、そうでない場合は、ローカルシステムに存在する も
のがスケール変換されて使われます。特に、PostScript フォン
トか他のスケーラブルフォントリソース (-scalable_font ス
イッ チ参照) を使いたい場合は、この変数を設定してはいけま
せん。
$$DDVVIIPPSS__MMOODDEE == ''ttoosshhiibbaa'';;
このモードは、Metafont リソースファイルのある場所 (もしか
すると misc/ サブディレクトリかも) の modes.mf 内に書かれ
ているものを与える必要があります。
$$MMEETTAAFFOONNTT__DDPPII == 118800;;
必要なフォントに対して、正しいパラメータをつけて Metafont
を 実行するために dvips は MakeTeXPK スクリプトを呼び出し
ますが、ここで要求する 1 インチのドット数 (DPI) 単位で の
解 像度は、そのスクリプトの中で明示的にリストされているも
のである必要があります。
$$LLAATTEEXX == ''llaatteexx'';;
install-test が latex2html.config から読み出すもので、その 値 は
latex プログラム (またはスクリプト) の場所を確認するものです。 (
訳注: latex2html.config も install-test も古 い も の で、 現 在
は、configure スクリプトに与えた値に基づいたものを l2hconf.pm 内
に挿入しています。) もし、 LLaaTTeeXX によるスタイルファイ ル や パッ
ケージの検索に問題がある場合、それらの困難を解決するための環境変
数を設定するような他のコマンドを、デフォルトコマンドの前に追加す
る こ と が で き ま す。例: _$_L_A_T_E_X _= _'_s_e_t_e_n_v _T_E_X_I_N_P_U_T_S _<_p_a_t_h _t_o
_s_e_a_r_c_h_> _; _l_a_t_e_x_' _. 画像の生成時に、どのファイルを LLaaTTeeXX22HHTTMMLL と
LLaaTTeeXX が読み込むのかを正確に制御するための変数がいくつかありま
す。
$$TTEEXXIINNPPUUTTSS
これは通常、同名の環境変数からセットされます。スタイル や
パッ ケージが見つからない問題が起きる場合は、ここにその問
題を解決するパスを追加指定することができます。
$$DDOONNTT__IINNCCLLUUDDEE
これには、\input や \include コマンドで読み込もうとしても
読 み 込 ませたくないファイル名や拡張子の一覧を与えます。
(latex2html.config (訳注: 現在は l2hconf.pm) のデフォルト
リストを参照。)
$$DDOO__IINNCCLLUUDDEE == '''';;
これは、 _$_D_O_N_T___I_N_C_L_U_D_E のリストの例外リストです。これらの
ファイルは、\input や \include コマンドで要求された場合は
読み込まれます。
$$IICCOONNSSEERRVVEERR == ''<>'';;
これは、ナビゲーションボタンとして使われる標準アイコンを探す URL
を指定するのに使います。サイズ情報と同等の特定の画像サイズ用の名
前 が latex2html.config (訳注: 現在は l2hconf.pm) 内にあります。
アイコンそれ自身を、自分でカスタマイズした別のもので置き換えるこ
ともできますが、これらの情報を正しく更新し、その画像の置き場所を
$ICONSERVER に指定する必要があります。 -local_icons を 使っ て、
HHTTMMLL ファイルや他の生成画像のある場所にアイコンのコピーを置く場
合、 $ICONSERVER の値は HHTTMMLL ファイルそれ自身の中に書かれる必 要
はありませんが、ローカルディレクトリにコピーする元のアイコンを見
つけるのにそれが必要になります。
$$NNAAVV__BBOORRDDEERR == <>;;
ここで指定する値は、各アイコンを囲む境界の幅です (ポ イ ン ト 単
位)。通常は値 `0' で、その場合コントロールパネル内の有効なボタン
と有効でないボタンを正確に揃えて配置します。
$$LLIINNKKNNAAMMEE == ''""iinnddeexx..$$EEXXTTNN""'';;
これは、変数 _$_N_O___A_U_T_O___L_I_N_K が空のときに使うもので、作業ディレ ク
ト リへの URL によって、完成した文書の主ページに到達できるように
します。それには、 HHTTMMLL ファイルの名前を指定しますが、それは自動
的にディレクトリ名にもリンクされます。 _$_E_X_T_N の値は、 _$_S_H_O_R_T_E_X_T_N
が設定されていなければ .html、設定されていれば .htm になります。
$$LLIINNKKPPOOIINNTT == ''""$$FFIILLEE$$EEXXTTNN""'';;
こ れは、 _$_L_I_N_K_N_A_M_E で指定された名前に二重化される、またはシンボ
リックリンクされる HHTTMMLL ファイルの名前を指定します。適切で あ れ
ば、 _$_F_I_L_E の値は文書名で、これは通常作業ディレクトリ名に一致し
ます。
$$CCHHAARRSSEETT == ''iissoo__88885599__11'';;
これは、 LLaaTTeeXX22HHTTMMLL が作成する HHTTMMLL ページ内で使用する文字セット
を指定します。設定ファイル、初期設定ファイルで何も設定されていな
い場合は、デフォルトの値が使用されます。小文字の _$_c_h_a_r_s_e_t も認識
されますが、これは大文字のものの値で上書きされます。
$$AACCCCEENNTT__IIMMAAGGEESS == ''llaarrggee'';;
ISO-Latin フォントに含まれないアクセント付き文字は、 LLaaTTeeXX を使
用して画像を作ることで生成できます。この変数は、これらの画像を生
成 する際に使用するスタイルの設定用の LLaaTTeeXX コマンドの (カンマ区
切りの) リストです。この変数の値が空ならば、アクセントは単に無視
され、画像ではなくアクセントのないフォント文字を代わりに使用しま
す。
color.perl パッケージ内では、以下の 2 つの変数を色名の設定表を持つ ファ
イ ル の 名 前 を 特 定 す る の に使います。これらの名前のファイルは、
_$_L_A_T_E_X_2_H_T_M_L_S_T_Y_L_E_S ディレクトリ内に用意されていますが、他の場所に移動 さ
れ ているか、異なる名前のファイルに置き換えられているかもしれません。そ
のような場合は、これらの変数値をそれに従って変更する必要があります。
$$RRGGBBCCOOLLOORRFFIILLEE == ''rrggbb..ttxxtt'';;
$$CCRRAAYYOOLLAAFFIILLEE == ''ccrraayyoollaa..ttxxtt'';;
以下の変数は、システムのデフォルトから適当なものに変更できますが、同 じ
サ イト、あるいは近くのサイトに置かれた文書のスタイルの全体的な一貫性を
保つには、ローカルの .latex2html-init 初期設定ファイルを使って行うの が
最もいいでしょう。
$$ddeeffaauulltt__llaanngguuaaggee == ''eenngglliisshh'';;
こ れは、生成する HHTTMMLL ページの先頭に現れる タグ
内にどの言語コードを置くかを確定します。異なる言語用のパッケージ
を読み込む場合は、この変数値を変更するといいかもしれません。以下
で説明する _$_T_I_T_L_E_S___L_A_N_G_U_A_G_E 変数の項も参照してください。
$$TTIITTLLEESS__LLAANNGGUUAAGGEE == ''eenngglliisshh'';;
この変数は、``Contents'' (本文), ``References'' ( 参 考 文 献),
``Table of Contents'' (目次) 等の標準的な文書のセクション用に実
際に使用する文字列を選択するのに使います。フランス語やドイツ語の
タイトルは対応するパッケージ内でサポートされているので、それらの
パッケージを読み込むと、通常はこの 変 数 値 が 上 で 説 明 し た
_$_d_e_f_a_u_l_t___l_a_n_g_u_a_g_e と同様に変更されます。
$$WWOORRDDSS__IINN__NNAAVVIIGGAATTIIOONN__PPAANNEELL__TTIITTLLEESS == 44;;
ナ ビ ゲーションボタンの横に並ぶ、文字によるハイパーリンクの部分
で、セクションタイトルからいくつの単語を使用するかを指定します。
( 訳注: 日本語のセクションタイトルの場合は、単語に分割されないの
で多分無意味です。)
$$WWOORRDDSS__IINN__PPAAGGEE == 445500;;
これは、 _$_A_U_T_O___N_A_V_I_G_A_T_I_O_N が設定されている場合に、ページの下にナ
ビゲーションパネルを置くのに必要な最小ページ長 (単語数) を指定し
ます。 (訳注: この数字を越えた単語のあるページにはページの下にナ
ビゲーションパネルを置くのですが、日本語の文書の場合は、ほとんど
単語に分割されないので多分無意味です。)
$$CCHHIILLDDLLIINNEE == ""<><>\\nn"";;
これは、通常のページの内容と、子リンクの一覧との間に 置 く HHTTMMLL
コードを指定します。
$$NNEETTSSCCAAPPEE__HHTTMMLL == 00;;
このようにセットすると、この変数は、いずれの公的規格にも適合しな
い HHTTMMLL コードを生成しないようにします。そしてこれは、生成 す る
HTML ページの先頭に置かれる、任意の タグの内容を
限定します。
$$BBOODDYYTTEEXXTT == '''';;
この変数の値は、 タグの中で、例えば、文字や背景の色 を
設定するのに使われます。その値は、\bodytext コマンドで上書きされ
ますし、また \htmlbody コマンドや color パッ ケー ジ の \color,
\pagecolor コマンド使って変更したり追加したりできます。
$$IINNTTEERRLLAACCEE == 11;;
このように設定すると、インターレース画像を生成します。それには、
インターレース操作を行うことができるグラフィックツールが必要とな
ります。
$$TTRRAANNSSPPAARREENNTT__FFIIGGUURREESS == 11;;
このように設定すると、画像の背景は透明化されます。そうでなければ
背景は白になります。それには、ある色を透明色として指定できるよう
なグラフィックツールが必要となります。
$$FFIIGGUURREE__SSCCAALLEE__FFAACCTTOORR == 11..66;;
こ れは、figure 環境や、他の画像化される環境のすべての画像に適用
する伸縮倍率 (スケールファクター) です。これは、数学環境として認
識されるものには適用されないことに注意してください。それらには、
_$_M_A_T_H___S_C_A_L_E___F_A_C_T_O_R の内容と、スケーリング指定の $DISP_SCALE_FAC-
TOR を使用します。
$$MMAATTHH__SSCCAALLEE__FFAACCTTOORR == 11..66;;
インライン数式、ディスプレイ数式の両方のすべての画像に適用する伸
縮倍率 (スケールファクター) です。アンチエイリアス画像には、この
値の代わりに 1.4 とするのがいいでしょう。
$$DDIISSPP__SSCCAALLEE__FFAACCTTOORR == 11;;
ディ ス プレイ数式環境の画像化に適用する追加の伸縮倍率 (スケール
ファクター) です。こ れ を 設 定 す る と、 最 終 的 な 倍 率 は
_$_M_A_T_H___S_C_A_L_E___F_A_C_T_O_R の 値 と こ の 値 と の 積 に な り ま す。
$MATH_SCALE_FACTOR = 1.4; には、この値を `1.2' とするのがいい で
しょう。
$$EEXXTTRRAA__IIMMAAGGEE__SSCCAALLEE
こ れ は、生成するすべての画像に適用する追加の伸縮倍率 (スケール
ファクター) を持 ち ま す。 こ れ を 設 定 す る と、 こ れ は、
_$_E_X_T_R_A___I_M_A_G_E___S_C_A_L_E の伸縮を画像生成時に適用しますが、それらの高
さと幅は伸縮しないサイズで記録します。これは、画像を希望するサイ
ズに合うように伸縮 (通常は拡大) し、印刷時に良い品質が得られるよ
うにブラウザに合わせるためのものです。 600dpi の 印 字 品 質 で
は、`1.5' や `2' の値がいいでしょう。
$$PPAAPPEERRSSIIZZEE == ''aa55'';;
画像を生成する際に、figure やディスプレイ数式を LaTeX 処理すると
きのページサイズを指定します。これは、画像内の文字列の行の長さに
影響を与えます。数式や文字の画像は印刷される場合よりも大きいサイ
ズを使用しますが、そうでないとスクリーン解像度では明瞭さが失なわ
れるからですが、よって一般には小さ目のページサイズを勧めます。こ
れは、$MATH_SCALE_FACTOR と _$_D_I_S_P___S_C_A_L_E___F_A_C_T_O_R の両方の伸縮倍 率
を使う場合は特にそうですが、そうでないと過度に大きくなって、余計
な空白を持つような画像ができてしまうでしょう。
$$LLIINNEE__WWIIDDTTHH == 550000;;
以前は、画像を右、あるいは中央合わせする際には、これでその画像の
幅を指定していました (が、もはや使われていません)。
以 下の変数は、画像生成時に必要なツールにアクセスするときに使用します。
そのローカルのシステムでのファイルやプログラ ム の 位 置 が configure-
pstoimg と い う PPeerrll ス ク リ プ ト に よっ て 確 認 され、それが
_$_L_A_T_E_X_2_H_T_M_L_D_I_R_/_l_o_c_a_l_._p_m に PPeerrll コードとして記録され、pstoimg が必要 な
と き に読み込みます。 (訳注: 現在は configure-pstoimg も local.pm もな
く、以下の値は configure 時に pstoimg スクリプトに直接書き込まれてい ま
す。) configure-pstoimg Perl スクリプトの実行後、得られた値を変更する必
要はないはずです。以下の値は、この筆者のシステムで実施した際のもの で、
単 なる実例を示しているだけのもので、デフォルトの値を表しているわけでは
ありません。
$GS_LIB = '/usr/local/share/ghostscript/4.02';
$PNMCAT = '/usr/local/bin/pnmcat';
$PPMQUANT = '/usr/local/bin/ppmquant';
$PNMFLIP = '/usr/local/bin/pnmflip';
$PPMTOGIF = '/usr/local/bin/ppmtogif';
$HOWTO_TRANSPARENT_GIF = 'netpbm';
$GS_DEVICE = 'pnmraw';
$GS = '/usr/local/bin/gs';
$PNMFILE = '/usr/local/bin/pnmfile';
$HOWTO_INTERLACE_GIF = 'netpbm';
$PBMMAKE = '/usr/local/bin/pbmmake';
$PNMCROP = '/usr/local/bin/pnmcrop';
$TMP = '/usr/var/tmp';
以下の値は、もはや必要ではなく、 configure-pstoimg Perl スクリ プ ト を
使って得られるより明確な情報で置き換えられています。
$USENETPBM = 1;
$PBMPLUSDIR = '/usr/local/bin';
参参照照
llaatteexx(1)
作作者者
Nikos Drakos, Computer Based Learning Unit, University of Leeds
. その他何人もの人が提案、アイデア、解決策、 支
援、 励みを与えてくれました。現在の保守者は Ross Moore です。このマニュ
アルページは、このプログラムに附属する LaTeX 文書を元に、 Manoj Srivas-
tava が Debian GNU/Linux システム用に書きました。
(訳注: この日本語訳は Shigeharu TAKENO が行い ま
し た。なお、いくつかのオプションの説明、特に新しく追加されたオプション
の説明は、元々はこのマニュアルページにはなかったもので latex2html の
pod ファイルから持ってきたり、新たに追加したものなどがあります。)
Debian March 1 2000 LaTeX2HTML(1)