竹の 06/25 2005 --------------- MS-Windows 用の gnuplot バイナリの簡易日本語化キットを作成しまし たので公開します。現在は gnuplot-4.0.0 用のものを公開しています。 1. はじめに ----------- gnuplot の MS-Windows 用バイナリの日本語版としては、山賀さんの gnuplot+ が有名です。 cf. http://www.yama-ga.com/gnuplot/ が、今のところ、gnuplot-3.7.2+1.2.0rc2 から新しい版のものは出てい ないようです (注: gnuplot+ のパッチに関しては、尾田さんが更新され ておられます。 cf. http://cgi.f21.aaacafe.ne.jp/~oden/pukiwiki/pukiwiki.php)。 一方、現在の gnuplot-4.0.0 では、フォント等の設定を行なえばある程 度デフォルトの状態でも日本語が使えるようになっていますので、日本 語のメニューファイルとヘルプファイルがあれば、とりあえず「日本語 版 gnuplot for MS-Windows」みたいなものになります。日本語のヘルプ ファイルは、うちの研究室で作成したものがありますので、山賀さんの 作成された日本語のメニューファイルを新しい版用に今回作成し、それ をまとめて日本語化キットとして公開することにしました。 最新版や注意等は以下の WWW ページに掲載していく予定ですので、そち らも参照してください。 http://takeno.iee.niit.ac.jp/~foo/gp-jman/ 2. 利用方法 ----------- 2.1. 取得 --------- 必要なものは、この日本語化キットと MS-Windows 用の gnuplot 本体で す。MS-Windows 用の gnuplot は、gnuplot の公式ホームページ http://www.gnuplot.info/ からたどって取得してください。例えば gnuplot-4.0.0 の場合は、 gp400win32.zip のみを取得すればいいと思います。 日本語化キットは以下にあります。 http://takeno.iee.niit.ac.jp/~foo/gp-jman/ 例えば wgp400-20050625.zip を取得してください。これには、以下のも のが含まれます。 wgnuplot.hlp: 日本語ヘルプファイル (gnuplot-4.0.0 用) wgnuplot.mnu: 日本語メニューファイル (gnuplot-4.0.0 用) readme.txt: このファイル Copyright: gnuplot-4.0.0 付属の Copyright ファイル なお、gnuplot の MS-Windows 用バイナリは、ほかにも角藤さん作成の ものや尾田さん作成のものなどがあります。 http://www.fsci.fuk.kindai.ac.jp/~kakuto/win32-ptex/web2c75.html http://www.yama-ga.com/gnuplot/ この日本語化キットは、単にメニューファイルとヘルプファイルを日本 語のものに置き換えるだけですので、もちろんそれらの版でも使用でき ます。書かれていることと実体の機能のずれを気にしなければ、gnuplot のバージョンが多少違っても、ほぼ問題なく利用できると思います。 2.2. インストール ----------------- 私は MS-Windows は全然詳しくはないのですが、以下のようにすればい いと思います。なお、以下はうちでは MS-Windows XP で実行を確認して います。 [1] MS-Windows 用バイナリの展開 まず、MS-Windows 用バイナリを適当なディレクトリに展開します。オリ ジナルサイトの gnuplot バイナリの場合は、bin/ 以下に実行バイナリ や英語版のヘルプファイルやメニューファイルが含まれています。 できれば、オリジナルのヘルプファイル (wgnuplot.hlp) とメニューフ ァイル (wgnuplot.mnu) を名前を変えて保存しておくといいでしょう。 [2] 日本語化キットの展開 wgnuplot の実行バイナリがあるディレクトリに、日本語化キットを展開 します。または別なディレクトリで展開して、wgnuplot.mnu と wgnuplot.hlp をその実行バイナリがあるディレクトリにコピーします。 なお、環境変数を利用して日本語のヘルプファイルと英語のヘルプファ イルを切替えることも可能ですが、それに関してはヘルプファイルを参 照してください。 [3] wgnuplot のフォントの設定 (1) まず wgnuplot を起動します。wgnuplot.ini がまだない場合 (過去 に wgnuplot の設定を行なったことがない場合)、でたらめな文字が並ん だ状態のウィンドウが立ち上がると思います。 (2) その立ち上がったウィンドウでマウスの右クリックを行ない、 「Choose Font」を選択し、適切な日本語フォントを設定します。 (3) 設定が終ったら、再びマウスの右クリックを行ない、「Update wgnuplot.ini」を選択し、wgnuplot.ini を更新します。これで、画面に 文字が正しく表示されると思います。 [4] Window terminal のフォント設定 次はグラフ画面のフォント設定を行ないます。これにより、グラフ画面 に日本語も表示できるようになります。[3] の wgnuplot の起動画面に 表示されている gnuplot プロンプト gnuplot> に以下のように入力してグラフを一つ書かせます。 gnuplot> plot sin(x) sin(x) のグラフが書かれているメニュー上で、再び [3] と同じように マウス右クリックの「Choose Font」でフォントを設定して、「Update wgnuplot.ini」を行なうのですが、このまま普通にマウス右クリックす ると gnuplot-4.0 のデフォルトのマウス機能が邪魔をしてプルダウンメ ニューが表示されません。 マウス機能を ON/OFF にするには、グラフ画面で m を押します。それか ら上のようにフォントの設定を行なってください。 [5] テスト まずは、グラフに日本語を表示するテストをしてみましょう。 gnuplot> set title '日本語も表示できます' gnuplot> plot cos(x) としてみてください。なお、gnuplot プロンプト入力時には正しく日本 語が表示されないと思いますが、入力後に入力画面をリフレッシュする と表示されます。グラフ画面にもそれで一応日本語が表示されると思い ます。 もし、日本語がうまく出ない場合は、日本語フォントの設定や上記の作 業手順、または gnuplot バイナリのバージョン等を確認してみてくださ い。 また、[2] によって既に起動画面のメニュー等は日本語で表示されてい ると思いますが、一応そのサブメニュー等の表示も確認しておいてくだ さい。 最後に、ヘルプの日本語表示を確認してみてください。「イントロダク ション」の中身が日本語で表示されていれば OK でしょう。ヘルプは、 起動画面の上のメニューから参照することもできますが、 gnuplot> help introduction のようにして参照することも可能です。 なお、[4] のマウス機能の ON/OFF ですが、それは gnuplot> unset mouse <-- OFF gnuplot> set mouse <-- ON でもできますし、マウス機能を ON にしたままプルダウンメニューを表 示させるには、マウス機能の働くグラフの描画画面以外、例えば描画ウ ィンドウの上のバーやウィンドウアイコンをクリックすればできるよう です。 3. 注意 ------- いくつか注意を述べます。なお、そのうちいくつかは Gnuplot Q&A 掲示 版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi から得た情報を元に書いているものです。詳しくはそちらをご覧くださ い。 [1] ライセンス、無保証 この日本語化キットは無保証です。ライセンスに関しては、基本的にオ リジナルの gnuplot のライセンスに従いたいと思います (詳しくは、 Copyright ファイルを参照) が、個々のファイルに関しては以下の通り です。 日本語ヘルプファイルは、うちの研究室の gnuplot マニュアルの日本語 化によって作成されたものから作ったもので、その付属ドキュメントに も書かれていますが無保証です。ライセンスに関してもそのドキュメント を参照してください。日本語マニュアルの付属ドキュメントは http://takeno.iee.niit.ac.jp/~foo/gp-jman/ にあります。 日本語メニューファイルは、元々 gnuplot+ の作者である山賀正人さん の作られたものです。今回、それを改変したものに関する公開を快く了 承して頂きました。元々の gnuplot+ バイナリに付属する著作権に関す る文書を引用します。 ----- ここから (gnuplot plus patch Copyright.plus.txt) ----- Copyright (C) 1993 - 2001 Masahito Yamaga このパッチパッケージおよびそのドキュメントの使用, 複製, 再配布は目的のいかん によらず自由に行なって構いません. ただし, 必ずこの文書を添付してください. このパッケージの変更も自由に行なって構いませんが, 変更したものを配布する 場合は山賀(ma@yama-ga.com)まで電子メールでご連絡下さい. このパッケージは完全に無保証です. 使用にあたってはご自分の責任でお願いします. このパッケージの著作権は山賀正人(Masahito Yamaga)にありますが, オリジナルの gnuplot の著作権は Thomas Williams 氏と Colin Kelley 氏にあります. (オリジナルの gnuplot のソースパッケージに添付の Copyright を参照) このパッチをあてた状態での gnuplot (特にバイナリ) の配布は慎重に行なって ください. 詳しいことはオリジナルの gnuplot ソースパッケージに添付されている Copyright をご覧下さい. 2001/01/11 山賀 正人/Masahito Yamaga (ma@yama-ga.com) ----- ここまで (gnuplot plus patch Copyright.plus.txt) ----- [2] MS-Windows 版 gnuplot に関する質問等 私自身、MS-Windows は普段利用しているわけではなく、今回試しに使っ てみて、日本語化が容易にできそうだということでこれを作っただけな ので、MS-Windows 自体の問題や、MS-Windows 版 gnuplot 特有の問題に 関してはまるで詳しくはありません。よって、そういった件に関する質 問を個人的に送られても対応はできかねますし、身のある回答が可能だ とは思えませんので、より公の gnuplot の質問の場をご利用ください。 現在そのような場として、 ・メーリングリスト (Visualize ML) http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/Gnuplot/visualize.html ・Gnuplot Q&A 掲示版 (松田@東京電機大 さん) http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi ・Usenet ニュースグループ (comp.graphics.apps.gnuplot; 英語) などがあります。 また、QandA 集として、以下のようなものがあります。 ・gnuplot 付属の FAQ (の日本語訳) http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/unix/gnuplot/gnuplot.html#gp-FAQ-j ・佐藤哲@ソフトウェア研 さん作の FAQ http://takeno.iee.niit.ac.jp/~foo/gp-jman/data/gnuplotjp-1.3.txt ・「GNUPLOT るさんちまん」にある QandA http://mibai.tec.u-ryukyu.ac.jp/~oshiro/Doc/gnuplot_primer/gnuplot_memo.html ・河野@ロスアラモス研 さんの「not so Frequently Asked Questions」 http://t16web.lanl.gov/Kawano/gnuplot/ ・松田@東京電機大 さんの gnuplot Tips 集 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/Gnuplot/Tips/tips.html ・gnuplot マニュアル等からの検索サービス http://takeno.iee.niit.ac.jp/~foo/gp-jman/gp-jman.html#search [3] Shift_JIS 特有の問題 wgnuplot 自体が日本語コード (Shift_JIS) に完全に対応しているわけ ではないので、Shift_JIS 環境では Shift_JIS 特有の問題が発生するこ とが確認されています。例えば、 set title 'これは十勝です' は、いいのですが、 set title "これは十勝です" は、グラフウィンドウでは文字化けします。これは、「十」の 2 byte 目が 5Ch (= '\') であり、gnuplot が "" で囲まれた文字列の '\' を 特別に扱うことから来る現象です。日本語文字列をグラフ表示に使う場 合は、文字列を囲む引用符は "" ではなく '' を使うようにしてくださ い。 ただし、enhanced オプションつきの postscript terminal では '' に しても gnuplot 4.0 では改善されません。現在の CVS 版では改良され ていますので、角藤さんが作成しておられる最新版の wgnuplot をお試 しください。gnuplot 4.0 では、問題となる文字の後ろに \ を入れて、 かつ '' で囲って set title 'これは十\勝です' のようにするしかありません。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 63「日本語ラベル」から始まるスレッド [4] terminal の日本語化 この日本語化キットは、単に起動画面のメニューとヘルプファイルを日 本語化するだけで、後はオリジナルの gnuplot の機能に任せているだけ なので、例えば gnuplot がサポートする多くの出力 terminal ではあい かわらず日本語は使えませんし、gnuplot+ のようにその点を改良するも のではありません。 なお、現在 PostScript terminal では、gnuplot+ パッチを当てなくて も日本語フォントを指定することで日本語が使えます。 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/Gnuplot/Feature38i/kanji.html にも Unix 環境での例が書かれていますが、MS-Windows でも set title 'これは十勝です' font "Ryumin-Light-83pv-RKSJ-H,32" set terminal postscript eps set output "kanji.eps" plot sin(x) w l のような指定を行なえばいいようです。ただし postscript terminal の オプション enhanced を使う場合は [3] に注意してください。 [5] 日本語の含まれているパス wgnuplot は、OS によっては日本語が含まれているパスを正常に扱えず に落ちることがあるようです。wgnuplot の作業ディレクトリ、およびイ ンストール先はとりあえずは日本語の含まれないパスにするのが良さそ うです。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 313「Gnuplot が落ちてしまう現象」から始まるスレッド [6] pgnuplot wgnuplot のバイナリ配布物には、wgnuplot を C のプログラム等から使 用するための pgnuplot なるプログラムがついています。これを利用す るとライブラリとして用意されている popen() (とか _popen()) を使っ て、プログラム中から gnuplot を起動してそちらにデータを流し、グラ フを描かせることができます。 ただし、VC++ で _popen() を使う場合は、コンソールアプリケーション で使う場合は問題がないが、Windows アプリケーションとして _popen() を使うには問題があるようです。詳しくは _popen() のマニュアルを参 照してください。そちらに対処法が書かれているそうです。または、 wgnuplot に与えるデータ、コマンド列をファイルとして書き出し、 system() を使って wgnuplot を起動するのが無難なところでしょう。 また、pgnuplot は、日本語を通すと落ちるという問題がありますが、こ れは CVS 版では (松岡@名古屋大 さんにより) 修正されました。これ に関連して、awk と pgnuplot の組み合わせの場合の問題などについて Gnuplot Q&A 掲示版に情報がのりました (716 の記事から始まる長いス レッド)。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 137「外部呼び出しについて」から始まるスレッド 202「外部呼び出しについて2」から始まるスレッド 378「C プログラムと組み合わせる」から始まるスレッド 411「VC++ にて gnuplot を起動する方法について」から始まるスレッド 716「対話モードでの起動方法」から始まるスレッド [7] wgnuplot のグラフウィンドウの位置の制御 複数のグラフを同時に表示させたい場合、 ・multiplot 機能を使って、一つの gnuplot 画面に複数のグラフを書か せる ・複数の wgnuplot を立ち上げて複数の描画ウィンドウでグラフを書か せる の 2 通りがあります。しかし、wgnuplot の立ち上げ時のグラフウィン ドウの位置は、wgnuplot.ini で決定されますので、全てのグラフが重な ります。これを、バッチファイルで複数の wgnuplot.ini を制御して重 ならないようにする、というものが Gnuplot Q&A 掲示版に投稿されまし た。以下をご覧ください。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 394「グラフウィンドウの大きさ位置指定について」から始まるスレッド [8] key のフォントサイズ 現在の gnuplot では、タイトルのフォントや、label のフォント等のサ イズは指定できるものの、曲線の例 (key) のフォントだけを小さくする ような方法は用意されていません。よってそれを行うには、terminal 全体のフォントを、set terminal windows 8 とか、プルダウンメニュー の Choose font を使って小さくする、という手があるらしいです。 PostScript terminal なら enhanced モードでフォントサイズを指定す る方法があるので、それを利用するという手もあるようです。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 421「各曲線名前の位置を変えれますか?」以下のスレッド [9] EMF terminal emf terminal は MS-Windows 用メタファイル (Enhanced Metafile Format) を生成しますが、MS-Windows XP では使えないといった不具合 などが報告されていて、それらの改良も現在なされているようですが、 例えば、MS-Office 2003 ならば、EMF terminal を使わなくても EPS フ ァイルをベクトルデータとしてとりこめる、あるいは pstoedit で EMF 形式に変換する、という手があるそうです。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 605「windows 用の出力」以下のスレッド pstoedit の公式サイト http://www.pstoedit.net/pstoedit [10] PS から PDF への変換 MS-Windows に Adobe Distiller がインストールしてある場合、gnuplot が作る PS ファイルを MS-Windows 上で右クリックして現れる 「Adobe Pdf に変換」ではフォントがないと言われてうまく変換できないそうで すが、この場合 Distiller 本体から直接変換するとちゃんと PDF に変 換できるそうです。ただし、日本語はフォント指定をしてやる必要があ るようです。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 595「文字化け」以下のスレッド [11] MS-Excel のデータを gnuplot に MS-Excel のデータを gnuplot に食わせる場合、CSV 形式やタブ区切り のデータ等にすれば読ませることができますが、その場合 using でデー タ形式を指定して読ませることもできますし、または set datafile separator "," (CSV の場合) set datafile separator "\t" (タブ区切りの場合) という手もあります。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 607「Excel の資料を読み込ます方法」以下のスレッド [12] PNG terminal の日本語表示 MS-Windows 版 gnuplot-4.0 では、PNG terminal での日本語表示は行え ませんが、角藤さんが CVS 版をコンパイルして配付しているバイナリ (gnuplot-4.1) では set term png set out 'hoge.png' set title 'ほげほげ' font 'c:\windows\fonts\msmincho.ttc' plot sin(x) のようにするだけで日本語が使えます。他の解としては、MS-Windows XP のペイントは PNG 形式のセーブをサポートしているので、 ・win terminal でグラフを書いておいて ・そのグラフウィンドウをクリップボードにコピーして ・ペイントに貼りつけて PNG 形式でセーブする というやり方があるそうです。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 679「教えて!png ファイルの日本語表示」以下のスレッド 角藤版 4.1 バイナリ (gnuplot-41p0w32.zip) http://www.fsci.fuk.kindai.ac.jp/~kakuto/win32-ptex/web2c75.html [13] CGM terminal CGM 形式は MS-Office などでサポートされている形式のようですが、 monochrome オプションを使うといくつかの点種が表示されない、という バグがあるようです。CVS 版では修正されています (by 松田@東京電機 大 さん)。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 793「wgnuplot cgm Terminal mono バグ ?」以下のスレッド [14] WSH (Windows Script Host) の利用 松岡@名古屋大 さんが、gnuplot に対する WSH (Windows Script Host) を利用した小技を以下の WWW ページで紹介されています。他にも wgnuplot に関する色々な情報が載っていますから、wgnuplot ユーザは 要チェックでしょう。 gnuplot メモ (松岡@名古屋大 さん) http://www.nuce.nagoya-u.ac.jp/e8/Matsuoka/gnuplot_memo.html [15] "℃" 温度の "℃" を ylabel に表示するには、という質問がありましたが、 それに対して window terminal (wgnuplot) と enhaced postscript terminal での解が示されました。 cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi 847「℃の表示方法」以下のスレッド [16] enhanced postscript terminal の記号表 set term postscript enhanced を使う人は、8 進の PS 文字コード表が 欲しくなると思いますが、 ソースの配付物に含まれる docs/psdoc/ps_guide.ps の 2 ページ目がそういう表になっています。 しかし、MS-Windows のバイナリ配付物を利用している人は持っていない かも知れません。必要でしたらソース配布物から拾い出してください。 4. その他 --------- この日本語化キットは無保証です。しかし誤植等の修正は、対応できる ものは行う予定ですので、それらの報告、意見などは歓迎します。報告 等は下記メールアドレスへお願い致します。また、各種情報は、順次下 記 WWW page に掲載する予定です。 e-mail: shige@iee.niit.ac.jp WWW page: http://takeno.iee.niit.ac.jp/~foo/gp-jman/ gnuplot+ (http://www.yama-ga.com/gnuplot/) の MS-Windows バイナリ パッケージに含まれる wgnuplot.jmn の修正版に関して、作者の山賀正 人さんには公開に快く応じて頂きました。どうもありがとうございまし た。 wgnuplot に関するいくつかの情報は、松田@東京電機大 さんの運営し ておられる「Gnuplot Q&A 掲示版」から常日頃色々頂いています。運営 しておられる松田@東京電機大 さん、また、その参加者のみなさん、ど うもありがとうございます。 (cf. Gnuplot Q&A 掲示版 http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/cgi-bin/trees.cgi) Gnuplot Q&A 掲示版上で、wgnuplot のマウス機能の ON/OFF に関する情 報や、多くの wgnuplot に関する情報を松岡さんから頂きました。どう もありがとうございました。 (cf. 松岡@名古屋大 さんの gnuplot のページ http://www.nuce.nagoya-u.ac.jp/e8/Matsuoka/gnuplot_memo.html) 5. 変更履歴 ----------- 06/25 2005 ・日本語マニュアルの更新に伴う修正 ・このドキュメントの「3. 注意」[6] の修正、[8]-[16] の追加 ・このドキュメントの「4. その他」に URL の追加 10/26 2004 ・日本語マニュアルの更新に伴う修正 ・このドキュメントの「2.2. インストール」のマウス機能の ON/OFF 部 分の記述の修正 ・このドキュメントの「3. 注意」[3] の修正、[5],[6],[7] の追加 ・このドキュメントの「4. その他」に謝辞の追加 04/30 2004 ・最初の公開 6. 目次 ------- 1. はじめに 2. 利用方法 2.1. 取得 2.2. インストール 3. 注意 4. その他 5. 変更履歴 6. 目次 +=================================================+ 竹野茂治 〒945-1195 新潟工科大学 情報電子工学科 shige@iee.niit.ac.jp TEL(&FAX): 0257-22-8161 +=================================================+